Intel D510 で Fedora 15 を動かす (上)

<< 戻る   トップ >>

mini-ITX PC Case Antec ISK-100

先月末に Fedora15 の GNOME3 デスクトップが Intel Atom CPU 付属の Mother Board、D510MO でうまく動かないことを報告した。本日、この事象について解決をみた。

まず、D510MO の PC ケースを恵安 KT-ITX01 から Antec ISK-100 に組み替えた。言うまでもないことだが、ケースの良し悪しは GNOME システムの動作に大きく関わる重要なファクターである (士気を通じて)。なお、ISK-100 は光学ドライブを搭載することができない大変ピーキーな仕様で、コンパクトなのはよいが内部での配線引き回しでえらい工夫と忍耐を強いられて楽しい。なお、恵安 KT-ITX01には安くて光学ドライブを搭載できるという美徳があることを追伸しておく。

Power スイッチや Power/HDD LED の配線あたりが不安だったりした割には、組み換え後にきちんと起動してきた。もちろん GNOME3 不全のままである。しかし、それでも重要な情報は得られるものだ。このときの状態は、背景画像が表示されてマウスポインタは移動するという状態。ただし、マウスクリックには左右とも応答なし。しかも、画面左側上境界ではマウスポインタが境界に留まらず、さらに左側に移動していく。画面左側下境界ではマウスポインタは境界に留まる。この感覚は、デュアルヘッドディスプレイで右ディスプレイから左に移っていくときの動作だ。しかも、左ディスプレイが右ディスプレイより小さい。どうやら、幽霊モニタがあって、しかもそちらが主モニタ扱いとなっているようだ。

なんとかして X-Window 上の仮想端末が動いてくれれば、XRandR を使って X-Window システムの状態を知ることができるのだが、それもかなわない。そこで、[Ctrl]+[Alt]+[F2] を押して仮想コンソールを起動し、root でログインして /var/log/Xorg.0.log を調べてみる。すると、案の定、LVDS1 と VGA1 の二つのモニターによるデュアルヘッドになっていることが解った。D510MO のアナログ出力は VGA1 であるから、なんとか LVDS1 を殺すことができれば、問題の解決できるかもしれない。

さて、いい感じで酔っ払ってきたので本日はこれまで。ところで、ふと疑問に思って LVDS って何よ、Local Video Display System とか Local Video Device System かと思ったら、Low Voltage Differential Signaling のことなんですって。うーん、伝送方式の名称を以ってディスプレイの形式を示すって、例えば VGA との対称性が確保されているのかしら。


作成: 2011-08-22 23:33:29.0更新: 2011-08-22 23:57:52.0
http://museo-anonimo.jp/nanban/?id=1017,http://museo-anonimo.jp/nanban/tr/1017