F1「マジック」計算 (イギリス〜ハンガリーGP)

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第8戦ヨーロッパGP (スペイン・バレンシア) まで終わった時点でレッドブルのフェッテルがあまりに強すぎて始めたF1マジック計算だが、放っている間にイギリス・ドイツ・ハンガリーの 3GP が終わり、マクラーレンやフェラーリが意地を見せ始めてフェッテルも安泰とはいかなくなってきた。次の日曜日のスパ・フランコルシャンのレースを前に、ここ三戦のマジック計算をしておこう。

第9戦 イギリスグランプリ(シルバーストーン・7月10日)

優勝はアロンソ(フェラーリ)、2位フェッテル、3位ウェバー(レッドブル)。ポイントは、ヨーロッパまでバトン(マクラーレン)と同点で2位だったウェバーが124ポイントで単独2位へ。フェッテルは204ポイント。

ウェバーが残り10戦を全勝すると124+10×25=374ポイント。フェッテルが総合優勝するには、171ポイント獲得する必要がある。このためには、少なくとも2位を7回、3位を3回獲得すればよい。したがって、マジックは成立。

第10戦 ドイツグランプリ(ニュルブルクリンク・7月24日)

優勝はハミルトン(マクラーレン)、2位アロンソ、3位ウェバーでフェッテルはなんと4位。ポイント 2位はやはりウェバーで139ポイント、フェッテルは216ポイント。

ウェバーが残り9戦を全勝すると139+9×25=364ポイント。フェッテルが総合優勝するには、149ポイント獲得する必要がある。このためには、少なくとも2位を5回、3位を4回獲得すればよい。フェッテルは4位に終わったものの、マジックは成立し、前回よりも2位取得の要件が減って楽になった。

第11戦 ハンガリーグランプリ(ハンガロリンク・7月31日)

優勝はバトン、2位フェッテル、ウェバーは5位。ウェバーは辛くも149ポイントで総合2位を守った。フェッテルは234ポイント。

ウェバーが残り8戦を全勝すると149+8×25=349ポイント。フェッテルが総合優勝するには、116ポイント獲得する必要がある。このためには、少なくとも3位を7回、4位を1回獲得すればよい。ついに2位取得の要件がなくなった。

この三戦をみてみると、フェッテルは優勝を逃してはいるものの、優勝者はばらばらであり、フェッテルのマジックポイント減少に貢献した。ウェバー、ハミルトン、アロンソは140ポイント後半の総合得点で追随しており、この中のだれかが連勝できればそれほど早すぎる総合優勝決定はないだろう。夏休み明け、各チームともマシンを改良して臨んでくる後半戦が楽しみだ。


作成: 2011-08-25 11:32:05.0更新: 2011-08-25 11:32:05.0
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