自衛隊 FX に思う (1)

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自衛隊の次期戦闘機について、Typhoon やら F-18E/F に F-35 はそれぞれどうよ、という話を書きたいと思っているのだが、今回の選定について考えるに当たっては、日本の航空産業、とくに軍事航空工業について考えてみる必要がある。しかも「日本の軍事航空工業をどのレベルで維持するか」という難しいテーマになる。

日本に生まれた軍事航空ファンとして、いつかは「21世紀の零戦」ともいうべき国産ジェット戦闘機 (それも支援戦闘機と名づけられた攻撃機ではなく、主力戦闘機) の傑作を見てみたい、と思うのは無理からぬことだ。しかしながら第二次大戦後の占領下における航空工業・研究の禁止によって発生した技術ギャップはなかなか埋まらず、この夢はかなわぬまま21世紀に突入した(このあたりの経緯も検証する必要はある)。しかし、いつか国産主力戦闘機を開発するために、軍事航空工業は維持・発展させるべき、とこれまでは考えてきた。しかし例えそれだけの技術を担保できたとしても、ひとつの国が単独で戦闘機を開発する時代ではなくなってきている。それどころか、これから先は共同開発ですら費用負担に耐えがたい。

果たして、日本の軍事航空工業をどんなレベルで維持するべきなのだろうか。


作成: 2011-09-26 23:33:53.0更新: 2011-09-26 23:33:53.0
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