次期主力自家用車 (2) FIAT Doblo

<< 戻る   トップ >>

来年第三四半期に更新を予定している自家用車について、あれでもないこれでもないと「機種選定」をして楽しんでいきたいと思う。ただし、先立つものの関係で中古車を購入する予定なので選定結果が更新に反映されない可能性も高い。

どうせ更新するなら、試しに「外車」はどうよ、それもイタリア車で、と思って調べてみた。7人乗りトールミニバンとなると、ランチアのボイジャーはクライスラーの OEM なので、FIAT Doblo が唯一の選択肢となる。

FIAT には正規代理店 (Fiat Group Automobiles Japan Ltd.)がある。てっきりここで売っているのだろうと思ったのだが、正規代理店向けにはるばる海を渡ってくるのは「売れ筋」の車だけなのであって、それ以外の車は取り扱わないものらしい。在庫になることや売った後のメンテナンスまで考えると、全車種を売るわけにはいかないのだろう。「外車」の正規代理店の商売というものはどこもこうなのだろうか。

そうなると正規代理店ではなく、並行輸入という手が残っている。並行輸入では定評のあるらしいAUTORIESENで取扱いがある。価格は、1.4ℓ ガソリンエンジンの新車が250万円ほどだ。国産ミニバン (2ℓ級) と同じような価格帯であり、予算的には候補となりうる。

しかし、並行輸入車に乗るということはどんななのだろうか。しかも、試乗どころか実車をみることすら容易ではない。そう思っていたところ、kiyo さんのブログ「『Doblo』 comes ... 。」を見つけた。

kiyo さんは2007年1月に第1世代後期の Doblo を購入。このごろは手放すことも検討しているそうだが、ほぼ5年間の Doblo との付き合いをこのブログに記している。ミニバンの購入動機は、ご長男「サッカー小僧」とそのチームメイト送迎に定員の多い車を必要としたこと、FIAT Panda をはじめとして欧州車を「楽しんできた」という背景があったので、Rnault Kangoo 他と比較した上で Doblo を選んだのだそうだ。

通読してわかったのは、並行輸入車に乗るということは車を愛していて、かつ金銭面の覚悟も必要となるということだ。ブログからも、kiyo さんが如何に車が好きかということが伝わってくる。それと同時に、警告灯が点いたときにどこに車を持ち込めばいいのかという不安や、自転車に衝突してキズがついたときの部品調達に関するコストの問題 (このときは板金で対処し、部品の交換は避けることができた) など、やっぱり一筋縄ではいかない並行輸入車の、素人には安易に取り付きがたい「あやうさ」も知ることができた。

kiyo さんの Doblo は「当たりだったのか、最近のイタリア車がそうなのかわからないが」好調を保っているそうだ。手放すことにしたのは、家族の状況の変化、「サッカー小僧」とそのチームメイト送迎がなくなったことなどによる。昔小耳に挟んだ「イタリア車は乗っている時間より修理している時間の方が長い」とか、「車が動くことに感動したい(趣味)人むけ」ということはなくなったようだ。それにしても、並行輸入という状況では、生半可な覚悟の一般人が乗ってよい車でも乗ることができる車でもなかろう。

2009年にデビューした第2世代 Doblo は、kiyoさんによれば日本のミニバン並の内装で快適そうなんだそうだ。残念だが、正規代理店による販売に期待しつつ、次期主力自家用車候補とはしないことにする。


作成: 2011-12-05 12:26:29.0更新: 2012-06-28 11:04:10.0
http://museo-anonimo.jp/nanban/?id=1046,http://museo-anonimo.jp/nanban/tr/1046