実名のインターネット - 筆名/芸名モデル

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インターネットでの実名使用についていろいろと考えていたのは昨年春さきのことだった。このころ、Facebook への登録を検討していて、実名登録の原則と別名「鴨乃嘴南蛮」をめぐって迷いを生じていたのである。

「鴨乃嘴南蛮」を名乗って作成しているこのウェブサイト「鴨乃嘴南蛮」について、「公開備忘録からの脱却」を掲げてアクセス数増加のための慎ましい努力をすることにした。twitter の登録もその一環であった。同様に、Facebook にも鴨乃嘴南蛮名義で登録して、このウェブサイトへの誘導に使えないか、と考えたのだ*。

ぐだぐだ言っていた割にはしばらく問題を放置し、挙句の果てに別件で必要になってきたのであっさりと実名で登録した。Facebook の使い方としてはこれで正解なのだろう。ここで新たに考察しなくてはいけないのが実名と別名の関係だ。

別名の典型といえば筆名や芸名である。伝統的には、筆名・芸名があってもプロフィールには本名が掲載されてきた。例えば北杜夫は斎藤宗吉であり、松田聖子は (1985年までは) 蒲池法子であることは秘密でも何でもない。浅田次郎のように、「小説のような人生を送ってきた」がために、しばし実名を明らかにしなかった例外もあるにはある。しかし、鴨乃嘴南蛮を筆名の類とするならば、実名を公開してもよいのではないか。しかし、公開を躊躇する気持ちがわだかまる。その理由はなんだろう。

「隠れ家」。「ごっこ遊び」。大人の理性とは別の、子供っぽい遊び心が実名公開の躊躇させているのではないか。

*「鴨乃嘴南蛮」では実名ではないことが明白すぎて管理者から ID を削除される可能性があるので、使用する場合にはなんらかの対策が必要である。

作成: 2012-01-24 12:10:27.0更新: 2012-07-01 01:04:20.0
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