あんよはじょうず

<< 戻る   トップ >>

あんよはじょうず、ころぶはおへた

次男はおそるべき速さの匍匐前進をしている段階なのだが,脚もだいぶ強力になってきて脇に手を添えてやると立つこともできる。そのまま片足を出して歩くことを試みているようにも見えるので,添える手にかかる体重のバランスを交互に換えて「歩行訓練」をおこないつつ歌った囃歌が「あんよはじょうず、ころぶはおへた」である。だれでも知っている囃歌であるように思ったのだが、妻から「なんてことをいうんだ」という抗議を受けた。前半の「あんよはじょうず」はいいが、「ころぶはおへた」がよくないのだそうだ。

どうやら後半を聞いたことがなかったようで、私の創作だと思ったらしい。もしそうならば確かにヒドい作詞だ。NPO法人 日本子守歌協会のウェブサイトによると、 この歌は江東区佐賀・千代田区猿楽町・与野市上落合・市原市飯給・市原市牛久で採集されていて、東京・埼玉・千葉と関東の子守歌 (遊ばせ歌)であるらしい。八王子市下恩方町では「ここまでおいで、あんよはじょうず、ころぶはおへた」となり、これも聞き覚えがある。

期せずして富山産の妻と出身地の違いによる文化の衝突を見てしまったわけだ。これからもまだいろいろとあるだろう。楽しみだ。


作成: 2012-01-27 22:06:44.0更新: 2012-01-27 22:06:44.0
http://museo-anonimo.jp/nanban/?id=1053,http://museo-anonimo.jp/nanban/tr/1053