下天のうちを比ぶれば

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2000年または2001年に購入した庭雑貨のリス この手の雑貨が10年保っていることは珍しい。よく見ると耳とか欠けている。
人間五十年
 下天のうちを比ぶれば
  夢幻の如くなり
   ひとたび生をうけ
    滅せぬ者のあるべきか

余命を十二年永らえ、昨日五十歳になった。どうやら天命はないのではないかと推察される(他人事のように)。

「人間五十年」は織田信長が桶狭間の戦い出陣にあたって舞った能「敦盛」である。本能寺での最期においても舞っていたように思うのだが、あの状況でそれを伝えられるモノがいるわけがない。本能寺の変を扱ったほとんどのフィクションで辞世に当たって舞う場面が採用されてる、ということらしい。確かに「そうであってほしい」絵になる場面である。それにしても、「人間五十年」ではなく「人生五十年」と間違って覚えてしまっているので、そのうちどこかで赤っ恥をかくのではないだろうか。気をつけなくては。

話はかわるが、妻から「ブログのプロフィールや Twitter のアイコンをかわいいものに替えたい」というリクエストがあった。なんでも私が使っているカモノハシのおもちゃの写真がうらやましいのだそうだ。それならばリスがよかろう、ということでガーデン雑貨を雪中に持ち出して撮影してみた。写真そのものは没と相成ったが、妻自らの撮影によるアイデアは採用され、みーくんの「びーま」ことビー玉をどんぐりのようにちりばめた雪中リス写真が使われている。

ところで、この写真の撮影中に向かいの家の旦那が「ホタル族」しに出てきたのだが、零下の気温の中、黙々とリスのおもちゃをとりつづける酔っ払いの行動はその目にどのように写ったのか興味深いところではある。


作成: 2012-02-14 10:10:11.0更新: 2012-02-14 10:53:55.0
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