ウインザーノット

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ウインザーノット ウインザーノット (低率生産型)。ワイシャツは今回プレゼントされたものではない。

自分自身を、あまり服装に凝らないというか頓着しないタイプだと思っているのだが、よく考えてみると実はそうではなくてすごくこだわって固執するタイプなのだ。ただ、そもそもなぜ服飾に「流行」が存在することが理解できない上に、せいぜい色違いで同型の服を選択する方針をとっているので、流行遅れの同じ服ばかりを着ているように服装を気にかけないヒトに見えることだろう。

ネクタイは長らくニットの棒タイを愛用してきた。幅広タイが流行っていたころなどは非常に入手しにくく、流行への無理解どころか憎悪すら覚えたのだが、とにかく維持してきたスタイルである。そしてニットの棒タイならば、結び方はシングルノットが一番似合うのだ。下手をするとシングルノットでも短いタイすらあるので、とてもじゃないがダブルノット以上の結び目に長さを喰われる結び方はできない。

逆に言うと、これまでの人生シングルノット一本槍で過ごしてきたわけで、実のところダブルノットもですら試行錯誤しつつでないと結べない。ウィンザーノットに至っては辛うじてその存在を知るだけで、名前すらうろ覚えだ。ところが、ひょんなことからウィンザーノットを結うこととなった。

妻から誕生日またはバレンタインデーのプレゼントとしてワイシャツとネクタイをもらった。あらかじめ、ネクタイは、ニットの棒タイでなくても、細見でさえあれば容認できることを伝えておいたので、ニットでも角でもない細身のタイである。長い。シングルノットじゃあまりすぎ、ダブルノットでももて余す。そこでネットのイラストなど見ながらウインザーノットで結んでみると、ちょうど良い。

どうしたものか「結ぶ」という行為が苦手で、長いこと「蝶々結び」もできなかった。出きるようになったのは3年ほど前だ。そんなわけでウインザーノットの暗記にも苦戦が予想されるが、挑戦中である。

ちょっとやそっとじゃ覚えきれないほど複雑な結び方であったような記憶があったのだが、どうやらマスターできそうだ。蝶蝶結びの呪いが解けてなにか憑き物が落ちたのだろうか。

作成: 2012-02-16 23:00:14.0更新: 2012-02-18 09:48:49.0
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