次期主力自家用車 (6) マツダ ビアンテ

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Mazda Biante photographed in Yokohama Red Brick Warehouse ( 2008年11月15日), Hatsukari715

選定を始めた時点で、日産とマツダは有力候補であったのだ。日産はダットサントラックとリバティのころ世話になった営業がいたし、マツダも妻がデミオとアクセラで世話になっている。そこでセレナとビアンテは比較的初期に候補として調査することになった。そしてビアンテはしばらくセレナとの比較で勝者となったのである。

マツダのミニバンというと真っ先に思い浮かぶのが MPV だ。前世紀から、いや、たしか昭和から長いこと憧れているミニバンである。現行モデルは排気量は 2.3ℓでトールではない。したがって残念ながら候補にならない。マツダにはもうひとつ、プレマシーというミニバンもあって、排気量は2ℓだがトールではない。この、ミニバン作りの経験豊かなマツダがついに世に送り出してきたのが2ℓトールミニバンのビアンテだ。基本的にはプレマシーのホイールベースを延長して背の高いボディと組み合わせたものだそうだ。

しかし、何だかんだと言ってはじめてのトールミニバン、シートレイアウト、とくに三列めシートの取扱いにはやや「こなれてない感じ」がしないでもない。処女作ならではの不備を修正してやがては使い勝手の良い製品となるのだろう。しかし候補から脱落したのはこの「こなれていない」ことが原因ではない。

このマツダ・ビアンテ、なかなかの「悪役顔」である。ヘッドライトが釣り上がった眼に見えて、その周囲を黒のアクセントラインで囲んであって、ボディを紫にして蛍光グリーンのアクセントカラーを配するとエヴァンゲリヲン初号機の趣きを醸すのではなかろうか (エヴァンゲリヲン初号機というのは『悪役顔』で有名である)。この「悪役顔」が気にいってしばし導入候補として君臨したのであった。しかし、デザインで選ばれた候補を駆逐するのもデザインなのである。

じつに15日間にわたり書き足してきた本稿であるが、ようやく終わるのはよいとして、投稿頻度が下がると日本語も心許なくなるようで、ひどい悪文になった。しばらくはリハビリが必要そうだ。


作成: 2012-07-15 22:11:17.0更新: 2012-07-30 14:01:08.0
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