Apache Derby のチュートリアル

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Apache Derby の "Getting Started with Derby" より "Self-study tutorial for users new to Derby" を和訳してみた。ふと気がつけば英語のドキュメントを読むのも久しぶりで、こんなところからリハビリしなくてはならないよ。

はじめて Derby を使う人向けの演習

Derby をできるだけ早く使えるようになるために、この自習書では Derby の重要な特徴について学ぶ。

この自習書は、Derby を「埋め込み」構成と「クライアント・サーバ」構成のデモンストレーションを一連の演習を通じて学んでいく。この演習が終わったら、Derby が使いやすさと十分な機能を有した関係データベース管理システム (RDBMS) であることが理解できるだろう。

自習するための基礎知識と必要なソフトウェア環境

演習を行うのに、Java や JDBC(Java Database Connectivity)、SQL に関する予備知識は必要ではない。演習の各段階で操作に必要なコマンドが提示される。コマンドは UNIX Korn shell と Windows のコマンドプロンプト用のものが用意してある。

この演習では、Java、JDBC、SQLコードが提示されるが、その教育を目的とするものではない。これらについて深く知りたければ、それぞれの学習コースや学習書などに当たられたい。

演習を実施するには、以下のソフトウェアが必要になる。

システムの要求要件

本演習を行う前に、システム構成をチェックしておくこと。

誤りとフィードバック

演習について何か問題を発見した場合は、derby-user@db.apache.org にメールを送ってほしい。Derby コミュニティの誰かが返事するだろう。

受け取った疑問やフィードバックは、この演習をよりよいものにするために役立つことだろう。

演習の概観

それぞれの演習問題は、Derby の重要な特徴を説明している。各演習問題の内容に触れておこう。

演習問題1:
Derby の ij コマンドを使い、Derby お組み込みドライバを読み込んで (load) Derby データベースエンジンを起動する。データベース firstdb と表 FIRSTTABLE を生成する。データを挿入・検索するためのいくつかの基本的な SQL 命令を使う。Derby のログ derby.log とデータベースディレクトリ・ファイルを紹介する。
演習問題2:
Derby をクライアント・サーバ構成で使用する。(Derby エンジンが埋め込まれた) Derby ネットワークサーバを起動する。独立したプロセスから、ij コマンドで Derby クライアントドライバを読み込み、ネットワークサーバに接続する。seconddb データベースと表 SECONDTABLE を作る。 データを挿入・検索するためのいくつかの基本的な SQL 命令を使う。
演習問題 3:
簡単な Java JDBC ブログラムから Derby データベースエンジンを読み込む。組み込みドライバを用いて、データベース jdbcDemoDB と表 WISHT_LIST を生成する。キーボードからの入力で表にデータを追加し、表のレコードの一覧を表示する。プログラムコードを熟読することによって Derby データベースにアクセスする JDBC プログラムの基本構造を理解する。CLASSPATH 環境変数と接続 URL の属性 :shutdown=true を説明する。
演習問題4:
問題3 のプログラムをクライアントドライバと Derby ネットワークサーバへの接続に変更する。改変したプログラムをコンパイルし、以前と同じように動作することを確認する。

ij はコマンドではなく正直にツールと訳すべきであった。ij を起動するとシェル上の CUI になって SQL などをタイプすることになる。SQL の他に、ij 独自の「命令」があって、それが「ijコマンド」と呼ばざるを得ないのである。

さて、とりあえず演習問題1: までは訳してはみたのだが、ここから先は PDF にでもまとめて後日アップすることにしようか。


作成: 2012-09-05 14:53:22.0更新: 2012-09-05 17:05:44.0
http://museo-anonimo.jp/nanban/?id=1125,http://museo-anonimo.jp/nanban/tr/1125