はじめてのトンカツ

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小麦粉・卵・パン粉をつけて揚げる前のトンカツ
小麦粉・卵・パン粉をつけて揚げる前のトンカツ
完成したトンカツ
完成図

どうしたものかトンカツについて、非常に高度な技術を要する難易度の高い料理、という思い込みがあり、これまで作ってみたことがなかった。ならばこれからも作る気はなかったかというと、作ってみたいとは思っていた。そのトンカツの製作に本日成功したので報告したい。

想像していたモノと異なり、極めて順調でとくに難しい工程はなかった。味付けも適当であったにもかかわらずほぼ問題なかった。ほぼ、というのは少々塩が効きすぎていたようにも思えたからだ。このことから察するに、トンカツという料理は肉の下味つけが相当重要なのではないだろうか。

それにしても、なぜ難易度を錯覚したのだろうか。まず、昔 (25年以上前) の私には油で揚げるという調理習慣がなかったから、これがハードルのひとつとなったのだろう。また、材料の多さを見誤っていたのではないか。肉・小麦粉・卵・パン粉のたった4つの食材でできるのだから、カレー (肉・たまねぎ・人参・ジャガイモ・カレールーの5点) より少ない。ただ、小麦粉やパン粉など「粉モノ」の食材を常備する習慣もなかったから、少量しかつかわないトンカツのために大量の粉を買っておくことや、二種類の粉を台所で展開することを嫌ったのかもしれない。油の温度の管理や、生の部分を残さずにジューシーに揚げることが難しいと思い込んでいたのか。

最後のジューシーはたしかに難しいのだろう。「だろう」というのは、今回は比較的うまくいったからだ (ビギナーズラックと思われる)。今やコンロに温度設定・維持機能があるし、たいていのモノは4分で揚げ上がることがわかっているし、いまやトンカツは遠い日の花火ではないのだ (意味不明)。

長いこと「遠きにありて思うもの」であったトンカツを、「今晩揚げろ。食べたい」と背中を押してくれた妻に感謝したい。


作成: 2013-01-27 21:14:19.0更新: 2013-01-28 15:01:40.0
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