Cypress 計画

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「マルチメディア配管」末端 長男によるすてきな装飾が施されたマルチメディア配管パネル Vincent van Gogh: Landweg in de Provence bij nacht ゴッホ 糸杉と星の見える道

我が家の無線 LAN は、二階の妻の書斎にアクセスポイントを設置してある。ここからもっとも遠いのが一階のダイニングで、ここでの通信環境は極めてプアーであったり、時には接続できなかったりする。アクセスポイントを強化するという手もあるが、実は我が家には「マルチメディア配管」があって、ここに UTP ケーブルなどを通せば書斎とダイニングを有線で結ぶことができる。あとはそのまま情報コンセントを設置して有線で直結するもよし、アクセスポイントを移設して接続してもよいだろう。そんなことを計画している今日この頃である。

ところで、私はこういう計画を立てると計画名称とかをつけたくなるヒトなのである。そこで、このケーブル敷設計画の名称について考えてみた。書斎からダイニングまでの道をつけるわけだ。配管にケーブルを通す工事を自分がやるのは初めてで、それなりに困難なことが予想される。この困難を「峠」と見立てて、イタリアアルプスの峠の名称・ブレンナーやグラン・サン・ベルナールを使うことも検討したのだが、ピンと来ない。

よく考えてみれば、我が家のホストは基本的に画家の名前をつけている。ならば、「道」の絵の標題をつけるのもよいのではないか。「道の絵」で真っ先に思い浮かんだのはユトリロのモンマルトル近辺の風景画だが、確かに道が描かれているものの、「道」というタイトルのついた作品が見当たらない。「ルノアール 道」とか「アングル 道」などのキーワードで画像検索してみると、いくつか候補が出てくるのだが芳しくない。そういえばゴッホの道な作品でおもしろいものがあったような、と思ったら当りで「糸杉と星の見える道」があった。この作品は、「夜のプロヴァンスの田舎道」というタイトルでも知られている。収蔵しているクレラー・ミューラー美術館では "Landweg in de Provence bij nacht"(蘭) としているので、「夜のプロヴァンスの田舎道」がより公式なタイトルなのかもしれない。しかし、そもそも複数のタイトルがあるということは、ゴッホ自身がつけたタイトルがなくて、両方とも「通称」なんだろう。

とにかくこの絵をプロジェクトの象徴とするとして、呼称が"Landweg in de Provence bij nacht" でも "Road with Cypress and Star"(英)でも長すぎる。そこで "Road with Cypress and Star" から「糸杉」 Cypress をとって、Cypress 計画とする。


作成: 2013-07-18 13:18:28.0更新: 2013-07-18 21:06:42.0
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