酒と戯れる

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この半年ほど、暴飲していた。暴飲と言っても、かつての隔日休肝日を休止しただけのことである。それで酒量が増えたかというと、増えるには増えたが当社比2倍というほどのことはなく、2割も増えなかったのではなかろうか。かつてのようにビール類ロング缶 500mℓ 6本が連日なくなる、ということはなかった (思えば恐ろしい飲み方をしていたものだ)。隔日4本が一日2本になった程度で、要するに受け入れ容量がそのくらいになっていたのである。それに「今日はやめておくか」の自然休肝日が2週間に一度くらいは発生した。

暴飲してみた結果、貴重な自分の時間を酔っ払って過ごすのはあまりよいアイデアではないように思えてきた。おおむね晩飯の調理中から飲み始め (いわゆるキッチンドランカーである)、食中・食後と飲むわけだが、その間・後に子どもたちと遊んでしばらくすると、もう眠くてしょうがない。独身時代は寝酒として飲み始めて ほんの500mℓのつもりが 3ℓに達してようやく就眠していたわけだが、近頃は1ℓ飲んでベットで絵本を読みながら子供を寝かしつけていると読んでいる途中で先に寝てしまう。つづきを読んでとたびたび起こされることになる。

自分の時間がない、といってもこれでは自業自得なのであって、飲むのをやめれば寝かしつけた後、自分の時間を持つこともできるだろう。飲むにしたってそれからだって遅くはない (最近の酒への耐性から考えると昔のような酔っぱらいプログラミングは避けたほうがよいだろう)。結局のところ、酒量を減らしたほうが人生を楽しめるではないか。

「酒の一滴は血の一滴」を信条にしてきた。これは飲むからには残さず飲め、ということであって飲まなくてはいけないということではない。しばし酒との戯れを減らして自分の時間を見なおしてみたい。


作成: 2013-12-17 12:30:42.0更新: 2013-12-17 12:30:42.0
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