システムの老朽化とは

<< 戻る   トップ >>

「Yahoo!グループ」なるサービスが終了するのだそうだ。このサービスは「メーリングリスト機能と閲覧範囲の制限ができる掲示板を中心としたコミュニティーサービス 」だそうで、使ったことはないし、使わずに済んだほうが楽しく充実した人生を過ごせるのではないか、とも思える。それはさておき、終了する理由はやっぱり使わないほうが楽しく充実した人生を過ごせると多くの人が考えたからではなく、「システムの老朽化など」なんだそうだ。

問題はこの「システムの老朽化など」である。漠然としていて、何が老朽化したのか定かではない。Yahoo! は「サービスを維持するためにさまざまな検討を重ねてまいりました」そうなんだが、検討内容までは伝わっていない。なにが老朽化したのか。まさかハードウェアではあるまい。ソフトウェアが古すぎて新しいハードウェアに移行できない、ということはあるかもしれないが、それはソフトウェアの問題だ。まさか2004年の開業以来ほとんどコードをいじらずに来て「ソフトウェアの老朽化」なんて想像を絶する事態が起きたんだろうか。あるいは、とんでもないスパゲティプログラムで、ヘタすると書いたプログラマですらコードをいじれなくなっているとか? 2004年以降にそれをやらかしたのなら、ある意味すごすぎるプログラマだ。

結局のところ、Yahoo! いうところの「システムの老朽化」とは「システムの陳腐化」、それも「システムのコンセプトの陳腐化」ではないか。それに伴ってユーザが減少し、システムの維持コストが負担になってきたのではないだろうか。これを「システムの老朽化」と呼ぶか? 呼んでいいのか?


作成: 2013-12-19 13:50:26.0更新: 2013-12-19 13:50:26.0
http://museo-anonimo.jp/nanban/?id=1241,http://museo-anonimo.jp/nanban/tr/1241