八番目のリンガーハット

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今は亡き神田リンガーハット

この「鴨乃嘴南蛮」において、「リンガーハット」という単語は 7記事ほど登場している。そのうちひとつは以前の記事の参照としてカウントされているのだが、それにしても八番目にリンガーハットに言及する記事が北陸のラーメンチェーン店「八番」と「リンガーハット」の提携を寿ぐものになるとは。

セブンイレブンについては、無ければ無くてもかまわない、というスタンスで臨めたが、そうはいかなかったのが長崎ちゃんぽんである。1995年に富山に越してきた時、困ったのが「長崎ちゃんぽん」を出す店がどこにあるかどうやって探し出すかという問題だ。約20年前といえば、インターネットはまだ普及していなかった (そもそも職場での初仕事はその導入である) 。ネットがあったとして google も goo も yahoo などのポータルサイトも検索サイトもない。その時思ったのが「せめてリンガーハットがあれば」であった。

全国的には、「長崎ちゃんぽんと「ちゃんぽん」の区別はは曖昧である。「ちゃんぽん」は、中華麺をスープに浸して供される食物であって、五目そばとの差別化のため五目より多い具が伴うものと認識されているはずだ。スープについては、味噌の場合は特殊なケースとして「みそ(味)ちゃんぽん」と呼称しているかもれしれないが、白湯とは限らず、塩・醤油が認められているものと思う。一方、長崎ちゃんぽんであるならば、灌水控えめのストレート・太め・円断面の中華麺を、白湯スープと組み合わせ、五目以上の具を伴うものなのだ。こう記述してみるとつくづく「長崎ちゃんぽん」は「ちゃんぽん」のサブタイプではある。

さらに、中京から北陸地区では、「イトメンのちゃんぽんめん」の存在が事態を複雑にしてる。日清食品のチキンラーメンやエースコックのワンタンメンと同様のシンプルな「即席麺」の名残を感じさせる「イトメンのちゃんぽんめん」は、「具の袋」の存在とそれを沸騰した湯に麺と同時に投入するという特色を持つ。インスタントラーメン発達史の中でも独自の地位を占めるのではないかと思われる存在である。

(つづく)

富山移住後、もうひとつ不自由したのが「大衆うなぎ屋」であったが、これは長崎ちゃんぽん問題ほど深刻化する以前に問題を解消できた。


作成: 2014-02-16 20:40:12.0更新: 2014-02-18 15:24:13.0
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