秋葉原電気街

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先週の土曜日、久しぶりに秋葉原を訪れた。東京駅で「はくたか」を降り、東京一番街で家族へのおみやげを買い求めた後、実家に帰るには間があるので、Android タブレットの出物でも探してみようかと思ったのだ。

山手線を降りて「電気街出口」に向う。不思議な高揚感を感じる。すでに秋葉原は電気街ではなく、かつては「東京に行く」=「秋葉原詣」ではなくなって久しい。初めての秋葉原はラジカセを買い物だった。噂に聞く電気街、SONY の「ガロ」が欲しかったのだが、電器店のお兄さんの勧めで National RQ-518 "冒険マック" 標準価格(断じて希望小売価格ではない) 32,800円であった。おそらく1976年、中学の入学祝いだったのではなかろうか。

「すでに秋葉原は電気街ではない」と思っていたのだが、サトー無線がなくなったり、ラオックスが医薬・化粧品主体の店に変容したりしたものの、電子パーツとかマニア向けのオーディオやパソコンの店は健在だ。電気製品の安売りのみを特徴とした店は全国展開の量販店のスケールメリットに飲み込まれ、その跡地にはマニア系は入り込めず、海外からの旅行者向けやらフィギュア・メイド喫茶などが入りこんだことが「電気街の消失」という表層を演出しているのであって、電気街の深層は健在だったわけだ。そんなことを考えながら、かつて通っていた電気街の深層の逍遙を楽しんだ

ところでタブレットだが、そんなポピュラーな情報家電は深層にはない上に、よく考えてみたらあまりわからないメーカーの品には不安を感じるはで、せめてもの秋葉原訪問の記念にと思い、ツクモの ASUS オフィシャルショップで 10型の Zenpad を買った。一応富山の行きつけのパソコンショップより3,000円安かったが、いつのまにやらツクモがヤマダ電機傘下になっていたのには驚いた。


作成: 2018-03-23 09:16:31.0更新: 2018-03-25 09:31:40.0
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