ンフリッショナル考

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ンフリッショナルとは、BEE WORKS の育成型スマホゲーム「なめこ栽培キットデラックス」に登場する「レアなめこ」である。なめこ栽培キットのその名の通りなめこの栽培をするなかで、通常のなめことは異なるレアななめこを一定数収集することが達成すべき目的となっている。レアなめこには「しろなめこ」「長なめこ」などなめことしてさほど違和感のないなめこもあるにはあるが、「溶岩なめこ」「滑龍」「ライオンなめこ」あたりになると、もはや菌類としての原型をとどめなくなる。ンフリッショナルは、そんな原型を留めない系レアなめこの一つである。ちなみに、このゲームではゲームにおいては、なめこは「んふんふ」と鳴くと設定されている。ンフリッショナルはそんな鳴き声「んふ」を取り入れて命名されている。

pixabey: ディープウェブ-暗いウェブ

それでは「リッショナル」の方は何か、というのが久しく判らなかった。ンフリッショナルの容姿と言えば、「なめこに黒いフード付きのマントを被せた」ものだ。そして問題は、そのフードの中から覗くのが、キャラクター化されたなめこの顔ではなく、瞳のない白眼に映画「マトリックス」を彷彿とさせる流れ落ちるグリーンのキャラクターディスプレイの文字になのである。映画「マトリックス」三部作は第二部を未見である。もしかして○○リッショナルという名の登場人物があるのか、と思って調べてみても該当するものがない。その後も長いこと映像作品に関連したなにかと考えて検索したのだが不明であった。ンフリッショナル登場の当座はなめこ栽培の好事家のウェブサイトを参照してもみな首をかしげて元ネタ不明の有様であったと思う。

つい先日、あらためて調べてみると、事態は改善されていて、Wikipedia(日本語版) の「宇宙人」の項を参考にせよとある。Wikipedia(日本語版)によれば、ンフリッショナルの元は「アパリッショナル: apparitional」なんだそうだ。「宇宙人」を「分類」するにあたって、肉体などの実体をもたないタイプの宇宙人を「幽霊的=apparitional」宇宙人というんだって。また、アパリッショナルで Google 検索するとンフリッショナルな外見の黒フードマント+キャラクターディスプレイなイメージもあって、ようやくンフリッショナルの謎が解けたのであった。

ところで、元ネタのアパリッショナルだが、「ナル」は何だ、カタカナ語を使うにしてもおかしくはないか、ということはいずれ取り上げたい話題である。


作成: 2018-12-18 19:03:25.0更新: 2018-12-19 08:02:19.0
http://museo-anonimo.jp/nanban/?id=1372,http://museo-anonimo.jp/nanban/tr/1372