松任谷(荒井)由実をあらためて聴き通す(1) ひこうき雲

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基本的なスタンスとしては、アンチ「ユーミン」でありたいと思っている。思っているのだが、どういうわけかそのほとんどの楽曲が favourite songs であるという葛藤というか二律排反をもたらすシンガーソングライターが松任谷(荒井)由美なんである。昨年、ようやくアルバム群がダウンロード可能となったので、最初のアルバムから聞き直してみようと思った。10月から月1アルバムずつダウンロードしようと計画し、11・12月はついうっかりダウンロードをわすれたので、とりあえず第1作の「ひこうき雲」である。

意外にも、このアルバムは未聞であった。もちろん、アルバムタイトルである「ひこうき雲」をふくめて4曲程度はベストアルバムで聞いていたものと思われる。

A面3曲目に収録されている「恋のスーパー・パラシューター」は本作を聞くよりも前に森山塔の同名劇画(本曲を「本歌取り」した作品)を先に読んでしまったため、聞くたびに劇画の場面が頭をよぎり、微妙な気持ちになる。「たったひとつの恋の真上に落ちていけたら死んでもいいわ」。なお、松任谷(荒井)由美のファンは森山作品を読まない方が幸せな人生を送ることができると思う。

*A1.ひこうき雲/A5.きっと言える/B1.ベルベットイースター/B4.返事はいらない

作成: 2019-01-03 14:49:59.0更新: 2019-01-03 14:49:59.0
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