突発性独身

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妻が雄々しくファミレスに仕事をしにいってしまったので、突如独身になってしまった。こう書くと、妻はファミレスの従業員のように思われるかもしれないが、さにあらず。締切の迫った文筆業系の仕事を抱えて、自ら「ファミレス缶詰」になりにいったのである。

こういうときのために、立派な書斎があるのだが、せっかくの机も「よく考えてみれば机で仕事をする習慣がなかった。」という理由で私に禅譲されつつある。今日は今日とて「よく考えてみれば家は寝るところだと思ってしまう。」ので「書斎で仕事をしているとついつい寝室で休憩した挙げ句熟睡する恐れがある。」し「パソコンが使えるからついついネットに逃避する可能性を否定できない」のでファミレスで仕事を片付ける、ということらしい。これでは折角の書斎の立場がない。さらにいえば、我が家の設計中に「これは妻の書斎です。私の書斎は仕事場です。」といって工務店の担当者に首をかしげられ、遺伝的アルゴリズムを駆使しながらまさしくリュックサック問題である部屋の配置を決定した苦労はどうしてくれるのか(この段落の一部にウソが含まれています)。

かくして、件の「妻の書斎」と名付けられた空間は、「妻の書庫」にして私の書斎となりつつある。私の手持ちの資料は机上の限られた空間に必要なものだけを配置し、その他は仕事場やトイレや猫部屋に置かれているのだが。それでも十分に書斎機能を発揮できる。

いっそのことこのまま「私の書斎」にしてしまえ、という誘惑もあるのだが、それもなんなので妻の本来の書斎形態「おこた」導入による共同書斎化のため、書庫とデスク以外の家具の統廃合を検討しようかと思う。

「家は眠るところ」じゃ何をやっても無駄だけどな。というか、家で寝過たのが悪いのだと思うけどな。


作成: 2006-03-01 20:06:48.0更新: 2006-03-01 20:06:48.0
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