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航空自衛隊のボーイング F-4 Phantom II の後継機選びが始まっている。それにしても、どうもボーイング F-4 Phantom II ではしっくりとこない。やはりマクダネルダグラスであってほしかった。

仮想敵

次期主力戦闘機の仮想的はどこか? 以前だったら社会党がなんといおうと、ソビエト連邦だったのだがいまじゃそんな国はない。それじゃロシアが仮想敵国かというと、この国は友好条約を締結していない領土問題をもつ国なのであって、ロシアが仮想敵国なら領土問題をもつ友好国、大韓民国も仮想敵国となってくる。

ロシアや韓国が仮想敵国となるとかなり気合いをいれて高性能で高価な戦闘機を選定しなくてはならないのだが、当面の脅威はこれらの民主国家ではない。やはり朝鮮労働党 (私はその実効支配地域を国家として承認していない) と中華人民共和国だろう。

任務

防空任務であるならば、この仮想敵国の空軍力はそれほど高くない。もちろん、弾道ミサイルを有しているのでこれは脅威ではあるが、弾道ミサイルの迎撃は基本的に戦闘機の任務ではない。ならば、 ボーイング F-15 で十分であろう。

進行してきた仮想敵陸軍部隊に対する対地攻撃任務が加わると、対空ミサイルに対する考慮が必要となってくる。対対空ミサイル能力となると、ステルス化か対レーダーミサイルの運用能力が必要となってくる。ところが、現在採用可能な適当なステルス戦闘機はない。対レーダーミサイルが唯一の対策となる.

艦船攻撃などは支援戦闘機 F-2 の任務となっている。また、制空任務には Fー15 があるので、対空レーダー制圧が可能な戦闘爆撃機が必要なのではないだろうか。

入手可能な機材

ステルス性の高い機材が欲しいところだが、これは今回のタイミングでは入手が難しい。ステルス機として有名なロッキード F-117 は生産を終了している。アメリカ空軍の F-15 の後継機、ステルス機 F-22 はようやく配備が始まったところだが、冷戦時代とは異なり、アメリカがこの戦闘機の輸出や国外生産に応じるとは思えない。F-16 の後継でステルス能力を持つロッキード F-35 は売ってもらえそうだが (国外生産は認めない可能性がある)、実用化するのは10年先だろう。

ということは、対レーダーミサイルを運用できるマルチロールファイターならなんでもよい、ということになる。ダッソー ラファールやユーロファイター タイフーン、スホーイSu-27系とかも候補にしてよい。サーブ グリペンだったらいうことない。しかし、対レーダーミサイルを運用できるマルチロールファイターなら、ボーイング F-15E ストライクイーグルや、F-16CJ、 F-2 でもよいはずだ。

Fー15E や F-2 に対レーダミサイルの運用能力があったかどうかは定かではないのだが、Fー16にできるんだからやってやれないことはないだろう。結局、新機種導入はやらずに、既存機種のアップグレード版で済ませておいた方が運用コストの点で安上がりだと思うんだが。

それで Fー15の代替を F-35 で行うか、いよいよ純国産でやってみるか。


作成: 2006-03-02 20:25:36.0更新: 2006-03-02 20:25:36.0
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