歯医者日記 第17話

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今日は上顎の仮歯をはずして型どりするだけのはずだったのだが、仮歯生活が長かったためか治療を伴った。それで麻酔を使用したのだが、これが計算外で困ったことになった。

朝食が遅かったので、昼食をとらずに歯医者に行っていたのである。治療後猛烈な空腹に襲われた。

しかし、上唇周辺は麻酔で無感覚で、うがいに使った水の排水さえうまくコントロールできない体たらくである。この状態で何を食べることができるだろうか。麺類ではすすっているのか吐いているのかわからない有様になるだろう。おにぎりや牛丼、ハンバーガーなどの固形物も危ない。

「これならば」と選んだのがチューブゼリーである。確かに発想は悪くなかった。

健常な状態なら、チューブの口を吸い上げつつチューブを圧迫して食するものだが、ひたすらチューブを圧迫して口の中にゼリーを出して食べるという稀有な体験をする羽目になった。

ゼリーだけでは足りなさそうなので、チョコレートも購入した。こちらは涎を垂らさないようにさえ気を付けていれば普通に食べることができた。

教訓: 歯医者には念のため食事してから行こう。

次回は7月14日。めずらしくも金曜日である。


作成: 2006-07-05 17:31:47.0更新: 2006-07-05 17:31:47.0
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