空腹と眠気と疲労

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このブログになんとかトラックバック機能をつけたのだが、テストする気力も起きない程いやになっている。しばし休養する。

それもなんだと思ってテストをしてみたら、それはもう見事に文字化けする。改善の必要あり。放り出して今度こそ休養する。

ここではさんざんに Microsoft に対する正当な評価をぶちまけてきたのだが、Livedoor に対しても「馬鹿野郎」といわせてもらうことにする。ブログシステムにおけるタイトルやブログ名の日本語送信にあたって、勝手に "charset" なんてパラメータを付け加えるなぁ!勝手に規格を拡張するなんて、Microsoft のすることだぞ。IT企業として恥ずかしくないのか。"Content-type" リクエストヘッダに charset= をつけるぐらい、なんでもないだろう? Java Servlet / JSP じゃ、いったんパラメータにアクセスした後はコードセットの変更はできないんだぞ。猛省せよ。

...

ええっと、一方的に livedoor さんを罵倒した後で、ちょっと Trackback Ping の規格について調べてみました。突如 livedoor "さん"になったことでも分かるように、livedoor さんを「Microsoft なみに標準を蹂躙する悪徳企業」扱いしたのは誤りでした。上記の文章も削除しようかと思ったのですが、それなりに事態の流れがわかって面白かろう、ということで残しておきます。

Trackback の技術仕様については、それほど深く考えずに Six Apart (日本語版)「トラックバックの技術仕様書」によって実装を進めてきた。いま、あらためて同仕様書を見てみると、RFC などへの言及がない。どうやらこの技術仕様書は Six Apart / MovableType の私的な文書であるらしい。どうやらトラックバックについては、公的に認証された規格はなく、Six Apart が提唱し公開している事実上の標準があるだけのように思える (要調査)。

この「トラックバックの技術仕様書 1.1」(2002年10月) には、Trackbak Ping 送信時のキャラクターセットの指定方法については言及はない。わずかに、Ping に対するレスポンスが <?xml version="1.0" encoding="iso-8859-1"?> で始まる例が記述されているのみである。したがって、この時点では Trackback Ping の日本語送信については規格がないのである。

そうなってくると、Trackback Ping の送受信にあたってはキャラクターセットをどうするか、というのは当然悩みのタネだ。そこで、2003年8月末に charset パラメータを付加する、という合意ができたそうだ。問題はどこでどうやって合意して、どのように公開されているか、なのだが、「翔泳社から出るウェブログ本、その座談会」において座談会出席者によって合意され、その出席者というのがどうやら和製ブログ開発者らしい、というところまでしか分からない。また、この規格についても、いったいどこかでオーソライズされたのかは不明。ただし、この件についてこれ以上調べる気がしない。

なぜかというと、2004年の8月1日になって Six Apart から「トラックバックの技術仕様書1.2」が発表されているからである。なお、この 1.2 仕様書の日本語訳はいまのところ見当たらない。1.2 仕様書によれば、Trackback Ping のキャラクターセット指定はリクエストヘッダの Content-type で指定することとなり、charset パラメータは「付けたければ、勝手に付ければぁ?」ということになったらしい。

まあ、そうなると Livedoor のブログは規格の混迷の中で次善の策ともいえる「日本国内の暫定的標準」に従ったものであるし、春先にはいろいろありすぎた企業だから「Microsoft 並に標準への追随が遅い」といってバカにするのは自業自得とはいえちょっと可哀想だし、そもそも Six Apart の「技術仕様」がどの程度「標準」として認識されているのかも疑問なので、まあ 1.2 に従っていないのも許してやるか、というところだろう。

それでも「Microsoft 並に標準への追随が遅い」ような気もするし、別件で「馬鹿野郎」であったことは間違いないのだが、とりあえずブログのトラックバックの件で「馬鹿野郎」というのは撤回しつつも、こちらの短気とオアイコということで、以後 "さん" づけはやめて Livedoor とお呼びすることにする。


作成: 2006-09-24 14:37:06.0更新: 2006-09-24 18:26:37.0
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