続・もへじの周辺

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いまはなきウェブ日記文学の最高峰、「なにがなにやら」を偲んで関係者である「もへじ『にご』う」氏の日記を読んでいる。2001年7月からついに2004年3月まで読み進んだ。著者「にご」氏は定職もある既婚女性なので当時の「もへじ」氏より人生の破綻っぷりがおとなしいと言うより破綻しておらず (ただし破壊的な酔っ払いではあった/あるらしい)、内容もごく普通の日記なので、「なにがなにやら」の後継作品として楽しめるのではないかという当初の目論見は外れてしまった。

にもかかわらず、読みつづけているのは、「もへじ」氏の上京や「にご」氏の北上、電話やメールなど、「もへじ」氏との交流日記が散見されるからである。さらに進んで「なにがなにやら」最大の謎、どうして突然閉鎖したのか、それは最新刊「最後のおでん」で明らかとされたコイビト・ヤギ氏との破局と関連があるのか、そもそも破局は本当にあったのか、最近の日記では「もへじ」氏との交流にやや冷やかなものも感じられるのだが、「もへじ」「にご」の間柄はどうなのか、ということに出歯亀的興味を持っているからである。

運命の 2004年9月21日、「なにがなにやら」最後の日まであと半年。「にご」日記の暗喩をひもとくことになるのだろうか。

そう言えば、「枕元に靴」三十八歳の日々に描かれた東京オフ会の名前は「モヘジ16才、東京一人ぼっちの夜は嫌」であったのだ。この名前はぜひ「枕元に靴」にも記録しておいてほしかった。


作成: 2006-12-09 14:27:44.0更新: 2006-12-09 17:05:19.0
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