2004年02月08日 «Sun»

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今日の笑点は人生への深い省察を含んだ趣深いものであった。

大喜利よりもナポレオンズのマジックよりも、スポンサー「丸八」の「カニベッド」と「エビベッド」である。いったい堅実な寝具メーカーに何があったのか。この意外すぎる商品を理解するために、丸八の以前の商品がなにであったのか、どのような発想と止揚と商品開発を経てエビとカニなのか、必死で思い出して理論的構築を試みようとしたのだが、画面に繰り広げられる暴虐に何もかも忘却させられ、すべての思考を白紙にされてしまった。それにしてもカニベッドに至っては、卓袱台をくみあわせてベッドにしていったい何が楽しいのか、寝具メーカーとして何か進路を誤っていないのか、そもそも寝具の本質を失っていないか、などと考えさせられた。あまりのことに続いて紹介されたエビベッドのどこがエビなのかすっかり覚えていない。もう一度コマーシャルを見てみないとエビのエビたる所以がわからない。もちろんインターネットで調べる気にもならない。

実は、林屋木久蔵師匠の「女子マラソンのドリンクに誤って焼酎が出されていたらどうなるか」に関する (飲んだ時点でリタイアしないとたぶん死ぬと思う) 名回答があったりしたのだが、それすら霞んでしまう衝撃だった。

そいうえば、丸八の前作は収納つきベッド「スペースシャトルファーベッド」という名前だったような気がする (カニ・エビのあまりの衝撃に調査して正確を期する気にすらならない)。あれは一応寝具と認定できる製品だったのだが。

できれば悪夢であって欲しい。コマーシャルでこれほどの衝撃を受けたのは頭痛薬「ケロリン」の洗面器ダンス以来だ。


作成: 2004-02-08 19:44:24.0更新: 2004-02-08 19:44:24.0
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