2004年02月19日 «Thu»

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昨日の午後はなぜか鬱々としてしまって何もやる気がおきなかった。仕事はもちろん(それでも一応〆切を過ぎた仕事ぐらいは済ませたが) 、プログラムも日記書きも、いっそ家に帰ってプラモデルでも作るかと思ったのだがそれにすら魅力を感じず、いったい今何がしたいのか、私にとって楽しいと感じられることは何なのか、人生の来し方には思いをめぐらすものの行く末には思いが馳せない、そんな有様だった。

そんなときふと「よくわかる『うつ』の本」 (早坂 繁幸、KKベストセラーズ、1999) に書かれていたことを思い出した。鬱病になると、かつては意欲的に楽しんで取り組んでいたことにさえ億劫になってしまうそうだ。ああ、ついに私も鬱か、と暗澹たる気持ちになった。

家に帰ると、かねてからのリクエスト、ぶりの照り焼きの準備がしてあった。妻は仕事で外出である。それを見てもなぜか調理する気にならず、ふとジャンクフードが食べたいと願っている自分を発見した。とにかく意欲的に取り組めることを発見したことを奇禍として、スーパーマーケットに出掛けると、そこで見かけたカップ焼きそばが自分の欲しているものであることがわかった。カップ焼きそば完食後、なぜか鬱々たる朦朧の中に沈んでいた各種の意欲が湧き上がってきた。

ようするに昼飯抜きで空腹のあまり何もする気が起きなかったらしい。食べたら直った。我ながら単純な人でよかった。

「寒い、ひもじい、もう死にたい。不幸はこの順番でやってくる。」 竹本 菊

作成: 2004-02-19 19:48:21.0更新: 2004-02-19 19:48:21.0
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