2004年02月23日 «Mon»

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突然「地獄のように甘いもの」が降りてきた。

どうやらすべての人が体験していることではないらしいので、まず、この食べ物が降りてくるという現象について解説というか釈明しておかなくてはならないだろう。決して食べ物が物理的に出現するという現象ではなく、突然その食べ物が食べたくなるという内面的な現象である。「地獄にように甘いものが呼んでいる」と表現したくなるときもある。ようするに「地獄のように甘いものを食べたくなる」のである。何の脈絡もなくそのような想念が起爆するため、それを「降りてくる」とか「呼んでいる」とか表現するのである。

それにしても漠然としたものが降りてきたものだ。経験上、解釈には慎重を要する。解釈を誤って、間違ったものを食べてしまうとしばらくなんともいえない違和感が付きまとうとともに、結局正しいものを食べてしまうので、消化器的にも体脂肪的にも財政的もいろいろと問題が生ずるのだ。今回は「甘いもの」ということなので、とりあえず洋風・和風であるかという基本的な分類から判定を試み、けっきょくそれは「地獄のように甘い生クリームののったケーキ」であることが判明した。この条件を満たしていればイチゴのショートケーキでもキウイフルーツでもよいらしいが、とにかくフルーツと組み合わさったものでなくてはならないようだ。

最近になって、このように降ってくるものが漠然としていることが増えたような気がする。先日はジャンクフードの解釈に苦しんだ。歳だろうか。以前は「茨城県つくば市のつけ麺屋の劇辛ラーメン」とか「長崎県佐世保駅地下道の長崎ちゃんぽん」とかかなり具体的なものが降ってきたものだが。もしかするとこのような処理不可能なものにならないように内面的な防衛機制が働いているのかもしれない。


作成: 2004-02-23 20:00:25.0更新: 2004-02-23 20:00:25.0
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