ヴァーグナーよ、私は帰ってきた

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多くの人の人生を狂わせてきたリヒャルト・ヴァーグナーよ、私は帰ってきた。あなたの下へ。私を狂わせたのはあなたの「タンホイザー」。ついで「ローエングリン」。久し振りにローエングリンを見ている。聴いている。

なんという幸せ。

あの頃はわからなかった、キリスト教とゲルマンの神々の相克。今でもわかってはいないのだと思う。しかしあの頃より理解できる。なぜ彼はローマに旅立ったのか。なぜ彼女は異教の神に祈ったのか。

神への礼賛、神への反乱、そして神を救うもの。あなたの描いてきたもののすべてをまだわからない。しかしナチズムのドイツ近代史、ハプスブルク家からローマ帝国、ビザンチン。旅はつづく。

解説 (6月27日)

HDDレコーダに録りだめてあったバーデン・バーデン祝祭劇場で行われたケント・ナガノ指揮/ベルリン・ドイツ交響楽団のヴァーグナー作曲「歌劇・ローエングリン」の第1幕と第2幕を見た。初めて見たのはヨーロッパ史やキリスト教文化に昏い頃だったが、この「ローエングリン」や「タンホイザー」に感銘を受けた結果、ヴァーグナーの生きた19世紀ドイツや、下って20世紀のドイツ、遡って神聖ローマ帝国やローマ帝国の歴史に興味を持ち、ヴァーグナーの歌劇・楽劇の背景が理解できるようになってきた。しかし、「パルシファル」のテーマなど、まだ分からないことも多い。研鑽をつんで行きたい。

いやあ、いい具合に酔っ払っていますな。いっそ削除するか全面的に書き換えてしまおうかとも思ったのだが、酔っ払いの記録ということで。


作成: 2007-06-26 22:44:36.0更新: 2007-06-27 21:22:07.0
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