Fedora7 オリジナル LiveCD の制作

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Fedora7 オリジナル LiveCD を製作する。これは、1次的には職場で使用する複数の Windows PC のクローン作成を目的としているが、その他にも任意のシステムのまるごとバックアップ用 LiveCD として使用できればよいな、とも思う。

まずは、資料収集。

"BareBones" Live CD の作成

まずは、Live CD 作成システムである livecd-tools の動作確認。yum で livecd-tools をインストールし、最小限の "BareBones" Fedora7 を作る。

ivecd-creator --config=/usr/share/livecd-tools/livecd-fedora-minimal.ks

HDD の作業領域が不足してあわてて GParted をインストールして USB HDD に領域を確保したり、などのローカルな紆余曲折を経つつ、なんとか 6.5MB の Barebone Fedora7 イメージファイル (.iso) が作られた。念のため CD-R に焼いて起動したところ、ちゃんと起動した。もっとも、冗談抜きでベアなボーンなので、なにもできない。さすがに ext3 ファイルシステムぐらいはマウントしてくれたけど。

GUI はいらないので、NTFS と wget, Bittorrent (とその基盤になる IPネットワーク) が稼働するようにしなくてはならんのであった。当面の目標はNTFSかな。

CD-R では死屍累々となる恐れすらあるので、CD-RW とバスターガンダムを買ってくるとしよう。

"Desktop" Live CD の改造

CD-RW は買ってきたがバスターガンダムは思いとどまった。

/usr/share/livecd-tools/ にある構成ファイル livecd-fedora-desktop.ks を改造して Live CD を作成する。"Desktop" は X-Window も GNOME もインストールされたかなりまともな代物だが、今回の要件では GUI はいらない。

そこで、Core パッケージと Base パッケージをインストールし、構成ファイルの末尾についている post install script をちょぼちょぼと改造...というより不要な部分を削除してみた。run level を 3 にするにはどうすりゃいいのかね、と思いつつなんとなく xconfig --startxonboot という行をコメントアウトした。

起動してみると、ちゃんと run level 3 で上がってくるのだが、コンソールログインができない。ログインできなきゃ手も足もでない。困ったものだね、としばしジタバタしていたところ、ふと Single User モードはどうか、とやっと思い至った。

シングルユーザモードではログインできた。ところが、そこからさらに一般ユーザに login しようとすると失敗する。ログを見りゃなにかわかるかな、と思って dmesg を見るとどうやら SELinux の問題だ。初期の設定では Security Policy でコンソールログインを禁じているのだろうか。SELinux 周辺はよくわからない部分なので、ここは豪快に selinux そのものを --enforcing から --permissive に変更してみた。予想通りログインできるようになった。

この Live CD はイントラネット内で短時間用いるものなので、この際豪快に selinux --disabled とすることにより、GUI抜き Fedora7 LiveCD のできあがり。ntfs-3g も ntfsprogs も Base のデフォルトで、動作も確認。

それから、構成ファイルの拡張子 .ks ってなんだろうか、と思っていたら Fedora の Kick Start 用の構成ファイルを意味するらしい。例の xconfig ... なども Kick Start の設定オプションなのだ。Kick Start は本来、自動インストールの設定ファイルなのだが、LiveCD の構成にも共用したのだろう。

次は、ntfs のマウントオプションの確認 (desktop.ini問題) と、BitTorrent 周辺の調整だな。


作成: 2007-09-01 13:40:10.0更新: 2007-09-02 01:22:10.0
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