なにがなにやら (略) 生きていてもいいかしら日記

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正式なタイトルは「なにがなにやら、枕元に靴。最後のおでんがどうにもこうにも、生きていてもいいかしら日記」である。別にそのままタイトルにしてもよいような気もするが、やや長いので中略した。いうまでもなく、モヘジこと北大路公子のウェブ日記からそれをもとにした著書、さらにサンデー毎日に連載のエッセーにそれをまとめた著書を羅列したものである。

もへじ「にご」う氏の日記でひさびさに北大路公子氏の新刊が出ることがわかり、e-honで著者名から毎日新聞社から 1月21日発売であることまでがわかった。問題はタイトル「どうにもこうにも(仮)」である。これは本当に仮題であることを表す (仮) なのか、(仮) のつく紛らわしくも人を喰ったタイトルなのか、北大路公子のやることだけにわからない。しかたがないので、「どうにもこうにも」というタイトルであることにして、行きつけの本屋に予約してきた。

21日を過ぎても連絡がないので、amazonで調べてみると、なんとタイトルは「生きていてもいいかしら日記」で発売は 1月26日になっていた。すなわち、(仮) は本当に仮題の (仮) であったわけだ。1月21日というのも、e-hon の予約締切り日が21日であったということで、もしかするとこちらの勘違いかもしれない。まあ、何はともあれ、モヘジの得意分野であるエッセイで、久々のモヘジ節の炸裂に間もなく会えるということだ。

以前にも書いたが、最近の北大路公子の作品にふれたのは「どうにもこうにも」連載開始と同時期の寿郎社のウェブサイト「丸川ヤマオの生涯」が最後であった。北大路公子の「三題噺修行十番勝負」という内容で、得意のホラ話のはずだが、あまりうまくいっていなかったと思う。やはり「さあ、ホラを吹け」というところでホラを吹くのは難しいのだろうな。その点、今度の「生きていてもいいかしら日記」はエッセイのはずだから現実とホラの境界があいまいで「や、今回はホラだったか」「ホラだろうか、現実だろうか」という楽しみ方ができるはずだ。

モヘジこと北大路作品を楽しむといえば、意外なブログで作品を読むことができる。春霞さんの「Because It's There」というブログの「北大路公子氏が「代理出産」向井亜紀さんを非難」という記事で、週刊文春2007年1月18日号の特集記事「天下御免ワイド 『女はそれを我慢できない』」の中の「『代理出産』向井亜紀の『正論』にマジうんざり」という作品だ。引用ではあるが、とくに一部を略したとの註記はないので、全文と想定されるモヘジ作品を読むことができる。ははあ、北大路さん、ハローキティとみのもんたが嫌いなことは知っていたが、どうやら向井亜紀氏もお嫌いらしい。

うーん、やはり特集が特集であるから、笑えるモヘジ節ではないなあ。残念。


作成: 2008-01-23 12:03:55.0更新: 2008-01-23 17:00:28.0
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