意外と難物 - Fedora 9

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「Fodora 9 がリリースされた。しばらくはこれで楽しく遊ぶことにする(5月14日)」というわけで、Fedora9 で遊んでいる。

まず、ワイレスネットワークがつながらなくて苦労したのだが、これはいきなり root 所管の管理設定をいじくろうとしたこちらのミスで、一般ユーザレベルの設定から変更すべきであった。

次に、日本語入力ができないという問題が発生した。どうやら現時点のディストリビューションで SCIM/Anthy を入れ忘れたらしい。これは別に日本語サポートを蔑ろにしたというよりも、単なるポカだと思われる。インストールメディアのダウンロードイメージもちょくちょく改良されるので、そのうち解消する問題であろう。

難物なのは例によってディスプレイのデュアルヘッドまわりだ。Fedora というのは実験的なディストリビューションであって、それを実用しようとすると困ることはたまにある。偉大なる永遠のベータバージョンなのだ。シングルヘッドなら何の問題もあるまい。デュアルヘッドも、ちゃんと2枚以上のグラフィックカードを使っていれば問題なく動作するのではないかと思われる。困ってしまうのは、一つのグラフィックカード/チップでデュアルヘッドを使うという今まさに目の前にあるケースだ。

Fedora に限らず Linux のウィンドウシステムは X-Window をベースにしている。これまでの X-Window は「パソコンのディスプレイはそうそう変更されるものではない」という古き良き前提の上に動作していた。したがって、「ノートパソコンを自宅と職場で使っている。それぞれで外部ディスプレイと接続するのだが、外部ディスプレイはメーカーが違うどころか解像度まで違う」なんてときには、あらかじめ複数の設定ファイルを用意しておいて手動で切り替えていたのである。したがって、「出先で未知のプロジェクターと接続」なんてケースでは対応に苦慮することになる。

さすがにそれではまずいので、Fedora では今回の '9' リリースから設定ファイルをいじってウィンドウシステムを再起動しなくても対応できる X-Window を導入した。それはよいのだが、私の使っている intel のオンボードグラフィックチップでは、デフォルト動作で 1280x1024 のツインヘッドに対応してもらえない。例えば 800x600 のツインヘッドは実現できる。しかしこれは悲しい。

どうやら抜け道というか、設定を練りまくれば 1280x1024 ツインヘッドが可能となるかもしれないので、ここは一つ頑張って遊んでみようと思う。


作成: 2008-05-17 18:30:46.0更新: 2008-05-17 18:30:46.0
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