Ingres IIIA

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Seagate Barracuda 320GB x 2

ええっと、結局 Ingres III の諸々の不調の原因って、HDD の初期不良を引っ張りつづけたのではなかろうか。まあ、まだ結論としては保留しておこう。

それにしても、今回は旧HDD から救出することが望ましいデータもあったので、同型の HDD を買ってコントローラの交換を試みる、などという珍しい術式まで行った。残念ながら失敗だったが。おかげで、Fedora 9 の設定を最初からやりなおすという破目になり、ようやく一息ついた所だ。それにしても、再設定をしていて「前回はどうしてうまくいったのか」ということもあったので、いくつか要点をメモしておきたい。

シングルヘッド X-Window のグラフィックドライバの問題
ATI Radeon HD3650 + BenQ FP767 という特定のハードの組み合わせの問題だと思うが、VESA ドライバではディスプレイの Out of Range になってしまった。とりあえず runlevel=3 で起動して ati ドライバに変更して回避する。
ワイヤレス LAN 設定
立派なミニタワーなのに家庭の事情で無線LAN接続である。無線LANボードには BUFFALO WLI2-PCI-G54S を使っている。このボードに使われているチップは Linux では悪名高き Broadcom 製で、ドライバは標準的なディストリビューションでは添付されているものの、「ファームウェア」をウィンドウズ用のドライバから /usr/bin/b43-fwcutter コマンドで切り取り、自力で調達しなくてはならない。ちなみに、このコマンドには bcm43xx-fwcutter (旧バージョン: 006) と b43-fwcutter(新バージョン:011) の二つがあり、新しい方を使わなくてはならない。あとは、b43 - Linux Wirelessに従って操作すればよいのだが、重要なのは正確に従う必要があるというところだ。例えば、broadcom-wl-4.150.10.5.tar.bz2 というアーカイブをダウンロードして使用することになっているのだが、4.150.10.5.1 や 4.150.10.5.2 が入手可能であっても使えないのだ (ついつい最新バージョンと思って .1 や .2 を使ってみたくなるのが人情というものだろう)。
日本語入力のインストール
ワイヤレスLAN が動けば、あとはいろいろやりやすくなってくる。Fedora 9 の有名な失敗、日本語版をインストールしても日本語入力ができない問題については、@IT Linux Tips の「Fedora 9で日本語を入力するには」に詳しい。
ツインヘッド X-Window
XRandR 時代の xorg.conf による恒久的ツインヘッド設定については、ディストリビューション違いではあるものの、sidux Manuals 「スクリーン解像度の変更」がわかりやすい。

その他、Firefox への Flash plugin の設定については他ならぬFedora リリースノート 10.5.1. Flash プラグインを有効にするに詳しい。まあ、こんなところと Firefox 設定 .mozilla の復旧で大方使えるレベルに達する、というところか。

この結果、Ingres III の改良型ということで、とりあえず非公式に Ingres IIIA になったということで。


作成: 2008-08-23 22:00:32.0更新: 2008-08-23 22:00:32.0
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