「100年」はウソだろう

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「100年に一度の異常事態」とか言われている経済を中心とした状況だが、100年に一度はウソだろう。もし大恐慌になったとしても1929年の「世界恐慌」以来で、たかだか79年ぶりの事態であり、大雑把にいっても80年ぶりではないか。ということは、80年ではなく100年ということにしたい何者かの意志が働いているのではないか。

何者かの一者は集団的言霊信仰だろう。「こんなオオゴトがたびたびあっては困る」ので、79年周期の設定を否定して100年にしたいのだ。そうすれば、次の「異常事態」は2087年ではなく、2108年にまで先送りにすることができる。たしかにこれほど多くのヒトが不幸になる異常事態の頻度は低い方がよい。

市場経済の脆弱さを糊塗したい勢力があるのかもしれない。詳しくは知らないが、市場経済というのは何かの価値が上がると下がる力が、下がると上がる力が働くらしいので、波動現象だ。市場全体でみるといろいろな周期の波が重なりあっているわけだから、たまたまそれが合成されて今回のような異常な振幅になることはあって然るべきである。すなわち、市場経済には恐慌のメカニズムが組み込まれていて、それが周期的に発動するのだ。このような致命的な弱点は無知な大衆に隠しておかないと、20世紀に70年かけて絶滅させたマルクス主義者の妖怪が再生しかねない(笑)。

「太郎対策」説というのも考えられる。「太郎」とは某国の (現時点での) 首相である。数字には強いという噂も聞くのだが、もしかすると79年とか80年とか言うと彼にとって数字が細かすぎて覚えられないので、大雑把に100年ということにしたのではないか、という説である。

まあ、なにしろ円周率がおおよそ3の国だ。79ぐらい平気でおおよそ100になるのかもしれない。


作成: 2009-01-04 10:56:05.0更新: 2009-01-04 10:56:05.0
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