WBC / カットラス

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祝・WBC優勝

日頃の偏屈さに似合わず、実は WBC を携帯端末のワンセグなども駆使いして観戦していた。サッカーのワールドカップはもちろん、バレーの世界選手権やオリンピックでも「日本選手」や「日本チーム」を「同じ国のヒトだから」という理由では応援しないほど偏屈なのだがどうしたことだろう。日韓共催のワールドカップのときなんか、「わざわざ日本くんだりまでサッカーをしに来てくださった皆様に勝とうとは、日本チームはなんと日本の謙虚の美徳を知らないのか」と思っていたぐらいだし。身の危険を感じたので口にはしなかったけど。それはやはり、ドラゴンズを愛していたり球場に試合を見にいくと目の前にフィールドが広がっているだけで胸に何か熱いものがこみ上げてくることと関係があるのだろうか。とにかく WBC に関しては、例えば「そろそろ偉大なるカストロも人生の夕暮れを迎えていることでもあるし、キューバを応援しようか」とは思えなかったのである。これがバレーボールだったそんなこといってると思うんだが。

いや、日頃の偏屈さを覆して本音で祝福しよう。祝・WBC 優勝

ヴォート F7U カットラス

30日に発売の文林堂「世界の傑作機」最新刊は「カットラス」なんだそうだ。まず、脊髄反射的な感想は「よし、よくやった!」である。本当に、よくぞこんなマイナー機種を扱ってくれた。そして、ふと我に返った感想が「それって傑作機じゃない」である。おそらく、恒例の冒頭の開発史記事では「カットラスは傑作機とは言いがたい。」などという書き出しで始まるのだろう。これまでの例では、マクダネル F3H デモン開発史はこの一言で始まっていた。とにかく傑作機ならざるカットラスを取り扱う事をどのような言い訳で繕うか、このあたりも楽しみの一つである。それにしても、デモンやカットラスのような傑作とは言えないけれど航空機開発史上重要な機種については「世界の傑作機」とは別のタイトルが与えられるべきだろう。

同じヴォート社の戦闘機 F4U コルセアや F8U クルセーダーに「カットラスが君たちと同じ傑作機」と言ったら、きっと草葉の蔭で泣くだけでは済まず、化けて出て爆撃されちまうに違いない。

ちなみにコルセアはイスラムの海賊、クルセーダーは十字軍、カットラスは海賊の短剣なんだって。


作成: 2009-03-24 18:46:50.0更新: 2009-03-24 18:46:50.0
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