禁煙一周年

<< 戻る   トップ >>

最後にタバコという植物の葉を燃やして喫ったのは昨年の8月1日だから、途中ニコチンを経皮・経口で摂取しつつ杜仲茶葉を燃やして喫ったりした期間があったにしても、禁煙一周年ということで勘弁してもらおう。

それにしても、ニコチンというのは (個体差はあるものの) 恐ろしく依存性の高い薬物で、まだときどき「タバコを喫う夢」を見る。夢の中で「ああっ、やっちまったな。」という後悔と、同時に「ああっ、それでもやっぱり気持ちイイ。」という快感を感じているのだからなんともいえない。残存するニコチン依存シナプスのなせる技なのだろうか。

薬物の依存症というものは、生涯にわたって薬物摂取の誘惑との戦いを続けなくてはならない。前に3ヶ月で禁煙に失敗した時も、その主因は「3ヶ月止められたのだから、大丈夫。その気になればいつでも止められるんだから一本ぐらい喫ってしまえ。」というよく考えてみれば筋の通らない悪魔の囁きにしたがってしまったことが原因だった。ニコチン/タバコ依存のキャラクターといえば、ニコレットのCMに登場したタバコの吸殻の着ぐるみを思い出す。あんな姿をした悪魔が、やめてから一年経っても耳元で「大丈夫。喫ってしまえ」と囁くのだ。おそらく私が死ぬまで。


作成: 2009-08-21 17:38:55.0更新: 2009-08-21 17:38:55.0
http://museo-anonimo.jp/nanban/?id=785,http://museo-anonimo.jp/nanban/tr/785