HDD交換

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別に異常があったわけではないのだが、仕事PCの HDD を交換した。SSDへの交換なので一応高速化を期待したし、期待に応えてくれているようだ。

Groovy IDE-USB変換ケーブル UD-303SM たいそうワイルドというかスパルタンな装置である。

次に、古い HDD の中のデータを新 PC に転送することにした。急ぎのデータはネット経由で転送し、それ以外は HDD を外付け USBドライブにして転送してしまうことにした。HDD を箱詰めにすることなく、裸のまま IDE ケーブルと電源をさして稼働させると言うたいそうワイルドな Groovy HDD>USB UD-303SMという変換アダプタで接続した。

ところで、このごろの Linux の HDD では論理ボリュームマネージャ (LVM, Logical Volume Manager) なるものが使われている。「このごろ」というのは「私は浦島太郎です」という告白であって、本当のところはかなり以前から採用されているはずだ。この LVM には論理ボリュームとそれをまとめたボリュームグループというものがある。ボリュームグループには名前がつけられている。問題は、この名前が一つのシステムに対して一意でなくてはならない、というところだ。

Fedora のインストーラはデフォルトで "VolGroup" という極めてぞんざいな名前をつけてくれる。したがって、今回のように別の Fedora システムから抜いてきた HDD をマウントしようとすると、同名のボリュームグループが存在することになり、後付けのディスクのマウントがうまくいかない。幸い、「LinuxでLVMのデータを抜き出す方法(sanonosa システム管理コラム集)」とそこによせられた「のだ」さんのコメントになんとかする方法があったので試みてみることにする。

ディスクパーティションのUUID

まず、ディスクの UUID (Universal Uniquie IDentifier) を知る必要がある。それには、pvscan (Physical Volumes SCAN) コマンドを実行する

[root@localhost ~]# pvscan
  WARNING: Duplicate VG name VolGroup: Existing LvWygB-w0Qs-030h-1WeG-VvMG-wsO4-J6owxL (created here) takes precedence over FEBErn-zB8L-z346-Y34h-Y2cU-EI66-58QKaP
  PV /dev/sdd3   VG VolGroup   lvm2 [39.18 GB / 0    free]
  PV /dev/sda2   VG VolGroup   lvm2 [59.42 GB / 0    free]
  Total: 2 [98.60 GB] / in use: 2 [98.60 GB] / in no VG: 0 [0   ]

「警告: VolGroup というボリュームグループ名が重複している。 既存の LvWygB-... が FEBErn-... に優先する。」ということなので、内部 SSD が LvWygB-...、外付け USB HDD が FEBrn-... という UUID を持つことがわかる。そこで、UUID を使用して vgrename コマンドを発行する。この例では、VG_DATA というボリュームグループ名に変更している。

[root@localhost ~]# vgrename FEBErn-zB8L-z346-Y34h-Y2cU-EI66-58QKaP VG_DATA
  WARNING: Duplicate VG name VolGroup: Existing LvWygB-w0Qs-030h-1WeG-VvMG-wsO4-J6owxL (created here) takes precedence over FEBErn-zB8L-z346-Y34h-Y2cU-EI66-58QKaP
  WARNING: Duplicate VG name VolGroup: Existing LvWygB-w0Qs-030h-1WeG-VvMG-wsO4-J6owxL (created here) takes precedence over FEBErn-zB8L-z346-Y34h-Y2cU-EI66-58QKaP
  WARNING: Duplicate VG name VolGroup: Existing FEBErn-zB8L-z346-Y34h-Y2cU-EI66-58QKaP (created here) takes precedence over LvWygB-w0Qs-030h-1WeG-VvMG-wsO4-J6owxL
  Volume group "VolGroup" successfully renamed to "VG_DATA"
[root@localhost ~]# pvscan
  PV /dev/sdd3   VG VG_DATA    lvm2 [39.18 GB / 0    free]
  PV /dev/sda2   VG VolGroup   lvm2 [59.42 GB / 0    free]
  Total: 2 [98.60 GB] / in use: 2 [98.60 GB] / in no VG: 0 [0   ]

あとは、vgchange コマンドでボリュームグループ VG_DATA をアクティブにする。Fedora 12 では、これだけでボリュームグループ内の論理ボリュームの読み取り準備が整う。

[root@localhost ~]# vgchange -ay VG_DATA
  2 logical volume(s) in volume group "VG_DATA" now active

作成: 2010-01-21 11:23:26.0更新: 2010-01-21 13:53:02.0
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