魚干物の表裏

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鯵の開き・皮表
皮表
鯵の開き・身表
身表

先日、妻の実家で焼き魚をご馳走になった。見たことない魚が出てきたのでなにかと思ったら、それはホッケで、開いた身を下にして出されただけのことであった。このとき、考えてみればホッケの開きは購入した時から調理・盛り付けに至るまで、その時までただの一度も皮側を表にし、生きたホッケに近い姿を見たことがなかったことに初めて気がついておおいに驚愕した。

それと同時に、皮側を表に盛り付けるというのも珍しいことだ思ったのだが、どうやら妻実家ではそちらが普通の盛り付け方になっているらしい。鯵の干物もやはり皮側を表にするのだそうだ。昨晩のおかずは鯵の干物だったのだが、「生まれてこの方魚の開きを皮側に盛り付けたものを見たことがない」ということを力説したためか、開いた側を表にして出してくれた。写真はわざわざ一度ひっくり返して撮影したモノである。

どうやら和食には「魚の頭は左向きに盛り付ける」など、いろいろな伝統や慣習があるようだ。ちなみに、「魚の頭の向き」で google 検索すると1,150,000件もヒットする。もしかすると「開きは開いた側を表にする」という習慣があるのかもしれない。

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「魚の開き 盛り付け」で google 検索すると、出てくる、出てくる。どうやら「魚の頭が左」と同じく、「開きの場合身表で、切り身の場合は皮表で盛り付けする。」ことになってるのだそうだ。伝統・習慣のこととて、理由は諸説あり。また、皮側・開き側とまだるっこしい言い方をしていたが、皮側は「皮目」開き側は「身」と呼べばよいらしい。

そうか、やはり「身表」の方がスタンダードだったのか。


作成: 2010-02-03 17:43:20.0更新: 2010-02-03 18:37:06.0
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