トミカ 40周年

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ミニカーについては、嫌いでもなければ好きでもない。子供の頃は「組み立てられない(完成品である)」「自走しない(無動力)」という二点において、組み立てることができて動くおもちゃより魅力を感じていなかった。今年40周年をむかえたトミカが発売されたときの小学3年生はそんなことを思っていたわけだ。したがって子供の頃にトミカを買った記憶はない。

実は、2年ほど前におそらくは My 1st トミカ購入を果たした。車を SUBARU R-1 に乗り換え、もしかしてこの車ってザクに似てない? MS-06R-1 だあ、などといって遊んでいたときのことだ。適当なスケールのザクのプラモデルとトミカ R-1 を組み合わせて MS-06R-1 をつくるってのはどうよ、とかいって購入したものである。

そのときのトミカ No.111 SUBARU R-1 は猫との間に不幸な出来事があって廃棄してしまった。そんなに高価なものではないし、必要ならまた買えばよい、と思ったのだ。このとき、トミカのラインナップに関するシステムを全く知らなかったのだ。

どのようなシステムを想定していたかというと、基本的には出版と同じモデルを考えていた。多様な車種を無制限に作りつづけているはずはない。もちろん、少数を注文生産するわけでもないだろう。おそらく、一度に大量生産し、それを卸したり返品されたりしながら、生産分がなくなるまで商い、好評であれば再生産を、そうでなければ絶版とする、というようなシステムである。不人気車種が不良在庫となった場合は、書籍モデルで裁断に相当する処分があるのか、安売りしたりして掃いてしまうのか分からないが、そのようなシステムだと思っていたのだ。したがって、R-1 もしばらくは入手可能だ、と思っていた。

しかし考えてみれば、富士重工が軽自動車生産から手を引き、実車の R-1 は生産停止になったし、そもそも R-1 がトミカの中で人気があるとも思えないし、と思い起こして、つい先日玩具店でさがしてみたところ、すでに無くなっていた。そこで調べてみてわかったのが、トミカのラインナップは「入換制」を採っているという事実である。No.1 〜 No.120 までが通常のミニカーで、No.121〜No.140 がやや大型のトラック・トレーラーやそれはちょっとルール違反じゃないかの新幹線などの鉄道車両となっている。毎月第3土曜日が新車発売日となっていて、すなわち毎月2〜3台くらいは入れ替わっているのだ。おそらく、入れ替わえには売れ行きや在庫や実車のモデルチェンジやら、さまざまな条件を勘案しているのだろう。とにかく、ある車について「高価なものではないからまた買えば良い」ではなくなってしまう可能性は高いのだ。ちなみにR1のナンバーであった No.111 は現在「日産スカイライン・クロスオーバー」に変わっており、これが「(2010年)3月の新車」とされている。おそらく今年の2月までは R-1 だったのだろう。実車の販売停止 (3月) に合わせて入れ替えたようだ。R-1 は2005年からトミカにラインナップされているので、5年弱の販売期間だったことになる。

幸い、Amazon ではまだ新品が入手可能だったので、これを手に入れることにした。一台 360円では送料がいるな、ついでになんか購入して送料無料の 1,500円にするか、と思ったのだが、なんと Amazon では送料無料の最低限度額が撤廃されていた。大丈夫か Amazon、とは思ったもののタダにしてくれるのならこれ幸い、と一品のみの注文とした。

Amazon では、例によって「他の人は同時にこれ買ってるけど、あんたもどう?」と関連商品を薦めてくれる。今回、R-1 のブリスターパックを買ったのだが、なんとお薦めは「トミカ No.111 SUBARU R-1 サック箱」であった。もしかしてマニアはプラスチックと紙箱、両方を買うものなのか?なかなかトミカコレクターの生態というのも興味深いものがある。


作成: 2010-12-16 11:10:14.0更新: 2010-12-16 11:10:14.0
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