ストラップ紐の憂鬱

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昨年、「シンナーを買いに」行ったおりに、なぜかホームセンターではなく薬局へ行ってしまったのだが母親が田舎の薬屋の娘でトルエンをシンナーとして使っててそんな家庭の歴史がこの変な買い物先の選択を招いたのだ、というエピソードを紹介した。またもや買い物先の選択ミスをしたのだが、今回は家庭の歴史とは無縁だ。

ストラップ紐
結局、手芸店でカニカンフック付きのものを求めたところ231円ほどしたので、よく考えてみれば100円ショップのストラップをバラした方が安上がりではあった。

携帯のネックストラップをドアノブに引っ掛けたうえに思い切り引っ張って引きちぎってしまった。もちろん、首にかける部分ではなく携帯を舫う細い紐の方だ。2002年 FIFA ワールドカップの刻印の入った Gillette のカミソリのオマケのネックストラップだから、すっぱりとまるごと買替えるのが賢明な選択だと思ったのだが、主要とは思えない部分の故障であったのでなんとか直して使いたくなった。したがって、「紐」だけを新調する必要がある。この紐の入手先をしばらく誤っていたのだ。

携帯の付属品の部品であるのだから、電器店にあるべきだと考えた。たしかに電器店には携帯のアクセサリとしてネックストラップは備えてある。しかし、その部品である紐を単独では販売していない。あるいは、通常のストラップを購入して部品を流用する、という手段も考えられた。ならば電器店で高価なストラップを購入するよりも、100円ショップのストラップでもよいではないか。それにしても、件の部品を調達できないというのは癪に障る。

ネットで検索しようにも、問題の部品の正しい名前がわからないのである。それでも、ネックストラップで検索すると「ネックストラップの自作」記事がみつかった。当然、部品である「紐」も調達することになっていた。さて、その名はというと... 「ストラップ紐」であった。ちょっと待て。ストラップって日本語ではなんといったっけ。

たしかに「紐についている紐」だから「ストラップ紐」でよいのか。と思いつつも釈然としないのだが、これで (どうやら世間一般での) 呼び名は判明した。調達先についても記述があり、「手芸店」であった。こちらは目から鱗が落ちて合点がいく。そういわれてみれば、電器店ではなく手芸店で取り扱われるべきモノだろう。

かくしてこれを機会に取り替えりゃよかったのに Gillette のストラップは延命に成功し、10年選手、下手すりゃ次のワールドカップまで使われていくことになったのであった。それしても店というか業種の取り違えはこれからも経験するコトになるのだろうか。不安である。


作成: 2011-05-25 13:38:15.0更新: 2011-06-10 12:34:09.0
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